(出典:Discogsより)
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盲目のプロテスト・ミュージシャン ブラインド・アルフレッド・リード(Blind Alfred Reed)
ブラインド・アルフレッド・リードとは
風刺などの歌が多く、初期のプロテスト・ミュージシャンとも言われる。
ブラインド・アルフレッド・リードは、生まれつき盲目で貧しい家に育った。1927年にはラルフ・ピアの初期ブリストルセッションにフィドルで参加して4曲録音を行った。
2007年には故郷ウエスト・ヴァージニアで音楽殿堂入りを果たし、トリビュート・アルバムも作成された。
曲紹介
「The Wreck of the Virginian(1927年)」 ”ブリストル・セッション”から
「Fate of Chris Lively and Wife(1927年)」
「Why Do You Bob Your Hair, Girls(1927年)」
「There’ll Be No Distinction There(1929年)」
「How Can a Poor Man Stand Such Times and Live?(1929年)」ライ・クーダーやブルース・スプリングスティーンがカヴァーした最も有名な曲。2020年にグラミー殿堂賞。
自らも、貧乏で盲目というとてもつらい境遇で生きたオールドタイムのミュージシャンであったブラインド・アルフレッド・リード。
経済格差についてのプロテスト・ソングなど、後世まで世の中へ影響を与えた素晴らしいミュージシャンであった。その功績は大きく名曲「How Can a Poor Man Stand Such Times and Live?」を生み出すに至った。